院長あいさつ

 当院の位置する栗原市若柳は、春は迫川の桜、夏は金成の源氏蛍、秋は栗駒山の紅葉、そして冬には伊豆沼の白鳥と、自然豊かで四季の移ろいが大変美しい田園都市です。

 当院は、昭和33年若柳町立国保病院として開院以来、栗原市は勿論、登米市石越地区、岩手県一関市花泉地区の基幹病院として地域医療を担ってきた実績と伝統のある病院です。この間、平成17年に新病院が開院し、市町村合併に伴い名称も栗原市立若柳病院に改まりました。また、平成17年、平成18年には、それまでの業績が認められ、それぞれ全国自治体病院開設者協議会会長賞、自治体立優良病院総務大臣賞を受賞しております。

 現在、少子・超高齢化とともに、地域医療を取り巻く環境は厳しさを増しておりますが、当院は引き続き慢性期医療を中心に、更には在宅医療、訪問看護、介護支援までを含めた包括的医療を提供してまいります。そして、地域の方々から愛され信頼され、かつ地域社会に貢献できる地域密着型病院、すなわち気軽に受診・相談できる「かかりつけ病院」を目指し、全職員一丸となって頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

栗原市立若柳病院院長 中里 直樹